【京都市上京区】緑の空間で味わう、生キウイソーダの果実感。仁和寺街道の[喫茶ゆすらご]
果肉が重なり合う。生キウイのソーダ

仁和寺街道沿いにある京町家のカフェ。ワンプレートごはんやカレー、スイーツなど、季節感を大切にしながら、店主夫婦の好きなものを少しずつ集めたようなメニューが並ぶ。
キウイの果肉をそのまま混ぜ合わせた「生キウイのソーダ」。ゴールドキウイは使わず、グリーンキウイを丸ごと1個使う。着色料で作られた均一な色とは違い、果肉の重なりによって色の濃淡が変わる。
キウイ本来の酸味と、軽やかな飲み口

キウイ本来の酸味を活かすため、シロップは控えめ。飲んでみると、甘さより先にキウイの風味が広がり、思わず「キウイだ」と声が出そうになる。種のプチプチとした食感と、炭酸のしゅわっと感が相まって、すーっと軽やかな飲み口が心地よい。
アイスクリームの甘みを添えて。クリームソーダも

アイスクリームをのせた「生キウイのクリームソーダ」は、まろやかな甘みが広がる一杯。キウイの酸味がアイスの甘みをほどよく整え、気づけば無心で飲み続けてしまう。生キウイソーダと、生キウイのクリームソーダは一年を通して提供している。
しゅわしゅわ炭酸ドリンクはほかにも。生搾りのすももソーダ、自家製シロップのももソーダ、オーガニックコーラなどの、店内仕込みのドリンクを季節に合わせて展開する。メニューを眺めながら、今日はどれにしようか迷う時間でさえ心が弾む。
暑い時に食べたい、個性豊かなかき氷

夏に毎年登場するのが、まんまるとしたかき氷。エスプーマクリームやトッピングを重ねず、素材の風味が楽しめるよう、シロップでシンプルに仕上げている。バナナミルクや酒粕ミルクなど、個性豊かなフレーバーが数多く揃うのも魅力。夏が深まるにつれて種類が増え、気になるフレーバーが続々と仲間入りする。
店主の妻が「暑い時に食べて欲しい」と話す「青しそレモン」。注文が入ってからブレンダーにかけた青しそに、白蜜とほんの少しのレモンを加え、ふわふわのかき氷にたっぷりとかけて作り上げる。別添えのレモンをお好みで絞れば、青しその清涼感ある風味にレモンの酸味が調和し、爽やかさがより際立つ。
あふれる緑に心落ち着く、京町家の店


外観から緑のインテリアがにじみ出る店。靴を脱いで店内に入ると、畳には緑の絨毯が敷かれ、ソファや障子、スピーカーに至るまで緑があふれている。どこを見ても緑が目に入るのに、圧迫感はなく、むしろ気持ちが落ち着いていく。

さらに、空間のあちこちには、昭和の空気を感じる本や漫画、レコードが並ぶ。緑とレトロが混ざり合う中で、ただぼーっと過ごしたくなる。