【京都市右京区】約1年ぶりに、あのカレーが帰ってきた![珈琲専門店トゥールビヨン]の、コーヒー仕込みのトンカツをのせた「極上のカツカレー」
まちに帰ってきた喫茶店で、変わらないカレーとコーヒーを|LOVE THE CURRY VOL.106

嵐電「西大路三条」駅から徒歩3分、西大路六角を西へ入った先にある喫茶店。もとは斜め向かいで営業していたが、2025年6月に一時閉店。約1年の休業を経て、2026年5月、現在の場所でリニューアルオープンした。
新しい場所でも、以前から親しまれてきたメニューは健在。マスターが丁寧に淹れるコーヒーはもちろん、奥様お手製のカレーも変わらず味わえる。朝6時半からのモーニングタイムにも注文でき、朝からカレーを目当てに訪れるファンもいるそう。
ほっと安らぐカレーと、やわらかなトンカツの「極上のカツカレー」


「極上のカツカレー」は、自家焙煎したコーヒーに豚肉を漬け込んでから揚げるトンカツをのせた、店いちおしのメニュー。
玉ねぎやじゃがいも、ニンジンなどの具がごろりと入った、どこか親しみを感じるルーは、惜しみなく使った牛肉のうまみもたっぷり。食べはじめはまろやかな甘みを感じ、あとからキリッと味を引き締めるスパイスの刺激が追いかけてくる。奥様によれば、さらにコクを増すための「隠し味」も加えているそう。奥行きのある味わいで、家庭的なぬくもりも感じられる、ほっとするおいしさ。

和豚に生パン粉をつけて揚げたトンカツは、コーヒーに漬け込むひと手間もあってか、驚くほど柔らかくジューシー。衣はサクッと軽やかで、コクのあるルーと合わせても、するりと食べられる。細めにカットされ、スプーンで食べやすく仕上げられているところにも、この店の温かな心遣いが感じられる。
自家焙煎豆のネルドリップから、甘く香ばしいベトナムコーヒーまで

コーヒーには、インドネシア産のマンデリンの豆を使用。自家焙煎で深煎りに仕上げ、注文ごとに一杯ずつネルドリップで丁寧に淹れている。口当たりはなめらかで、ふくよかなコクが広がりながら、後味はすっきりとクリア。カレーと相性も良く、心地よく飲める一杯。


ベトナムコーヒーも用意。ロブスタ種の豆を専用ドリッパー「フィン」でゆっくりと抽出して提供する。香ばしさと力強い苦みに、コンデンスミルクのコクある甘みが重なる王道の味わい。アイスなら後口もすっきりとして、暑い季節にぴったり。
天井や柱を生かして。どこか懐かしい、温もりある店内

かつて工場の事務所兼居住スペースとして使われていた場所をリノベーションした店内。床の間の柱や天井板など、もとの造りを生かしながら手を加え、以前の店よりもいっそうアットホームな空間に生まれ変わった。カウンター席もあり、ひとりでも気兼ねなく過ごせる。

押入だった場所を改装した半個室風の席は、仕事や勉強に利用する人もいるそう。鮮やかな黄色が印象的で、落ち着いた店内に明るいアクセントを添えている。
駄菓子だけでも大歓迎。子どもたちにも開かれた店


地域の子どもたちにも気軽に店を利用してほしいと、リニューアル後は駄菓子の販売もスタート。10~30円という価格で揃え、10円玉1枚を握りしめてやって来る小学生もいるそう。駄菓子だけを買いに立ち寄るのももちろん歓迎。
子どもから90代まで。世代を超えて人が集うまちの喫茶店

学割ではセットドリンクが無料になり、さらに全品100円引き。シニア割引は全品10%オフ、ランチのセットドリンクは200円と、世代を問わず利用できるサービスも揃う。会計の際には、あまりの手頃さに驚かれることも多いそう。
駄菓子を目当てに訪れる子どもから、学生、近くで働く人、90歳を超える常連客まで、幅広い世代に愛されて約10年。一時閉店を経験しながらも「絶対にこの地域に戻ってきたかった」とマスターは話す。店とまちの人との相思相愛の関係が、新しい場所でも続いている。
カレーを食べ、コーヒーを飲み、まるで家のようにくつろぐ。ここは喫茶店であり、まちのコミュニティサロン。新しい場所で再び始まった日常の中、今日も、世代を超えて人が集まっている。
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珈琲専門店トゥールビヨン
コーヒーせんもんてんトゥールビヨン
※営業情報はインスタグラムにてお知らせ
当ページに掲載されている店舗情報は、2026年08月27日時点のものです。営業情報やメニュー等が異なる場合がありますので、事前に確認の上ご利用ください。
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