【京都市左京区】エビフライと食パンの意外な組み合わせ。三条京阪にあるデリカテッセン[齋藤商店]の彩り野菜サンドウィッチ
野菜の彩りと食感を活かして。デリカテッセンのサンドウィッチ

手作りのサンドウィッチやスイーツが揃うデリカテッセン。京町家をリノベーションした開放的な店内では、季節の野菜を使ったモーニングやランチが味わえる。
サンドウィッチは自家製フォカッチャを使ったものやホットサンド、フルーツサンドなど、毎日3~4種類をラインナップ。中でも食パンのサンドウィッチは、定番のミックスサンドウィッチと「本日のスペシャルサンドウィッチ」1種類を用意する。
店主はかつてパン店で働いていた経験から「いろんなフィリングを作ってサンドするのは楽しいだろうな」と考え、サンドウィッチを作り始めたという。その言葉通り、ショーケースには多彩な具材を組み合わせたサンドウィッチが並ぶ。
シャキッとした紫キャベツのラペが、彩りと軽やかな食感を添えるサンドウィッチ。8枚切りの薄い食パンを使い、サンドごとに粒マスタードとディジョンマスタードを使い分ける。
ミックスサンドウィッチはたまごサラダとハム、取材時の「本日のスペシャルサンドウィッチ」はエビフライとポテトサラダが主役。
野菜を味わう朝のサンドセット

モーニングタイムには、サンドウィッチにスープと選べるドリンクが付くセットが登場。スープにもサンドにも野菜がたっぷりで、朝からほっとする。ランチタイムのサンドウィッチセットはミニデザート付き。
この日のスープは、レンコンとオーガニックレモンのポタージュ。京都・大原の鶏ガラからじっくりと引いた出汁の優しい旨みをベースに、レモンでさっぱりと仕上げている。スープに入っているレンコンと新玉ねぎのシャリシャリとした食感が心地よい。ドリンクに爽やかなハーブティーを選べば、すっと心が落ち着くような朝を過ごせそう。
たまごとハム、異なるおいしさが響き合うミックスサンド

たまごサラダとハム、2種類の味わいを楽しめるミックスサンドウィッチ。たまごサラダには、京都・美山で平飼いした地鶏の卵を使っている。ひと口頬張れば、卵黄のコクが口いっぱいに広がり、その濃厚な余韻に思わず浸りたくなる。
ハムに合わせるのは紫キャベツのラペに加えて、きゅうり、カボチャサラダ、ポテトサラダなど、食感を重視して選んだ素材。季節によって個性豊かに変化し、この日はひよこ豆のペーストを挟んでいる。豆の粒感をあえて残した自家製ペーストで、ハムの柔らかな食感との対比が際立つ。
エビフライの意外な一体感に引き込まれる、満足サンド

丸いエビフライの断面が目を引く「本日のスペシャルサンドウィッチ」。常連客のリクエストから生まれたエビフライサンドと、燻製ナッツ入りのポテトサラダサンドの2種を組み合わせる。
紫キャベツのラペと、ルッコラをふんだんに挟んだエビフライサンド。ルッコラの奥行きある香りが、にんにくを効かせたエビフライを包み込み、満足感のある味わい。エビの旨みやマスタードの酸味など、ひと口ごとにさまざまな風味が広がりつつ、一体感のある不思議なおいしさに、つい引き込まれる。
燻製ナッツ入りのポテトサラダサンドは、酸味を引き立たせた大人の味わい。燻製ナッツの香ばしさと、ポテトサラダのほのかな酸味が後を引き、思わず次々と口に運びたくなる。
スペシャルサンドウィッチは日替わり。エビフライのほかに、自家製の燻製サバを使ったサンドウィッチも人気だという。
京町家で出会う、旬の野菜とやさしいひととき


場所は新間之町通二条下る。「日常使いでも、特別な日でも。なんでも気軽にご相談ください」という思いのもと、洋惣菜のテイクアウトをはじめ、サンドウィッチやパエリアのお弁当、予算や要望に合わせたオードブルの注文まで幅広く応じる。あらゆるシーンに寄り添う、温かな雰囲気の店。
来るたびに新しい料理に出会えるのもポイント。京都の野菜を愛する店主が、旬の食材を使ってスープを作ったり、ピクルスにしたりと、工夫を凝らして展開する。柔和な店主の人柄に、ふらりと立ち寄りたくなる。



写真/三村博史
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齋藤商店
さいとうしょうてん
当ページに掲載されている店舗情報は、2026年06月09日時点のものです。営業情報やメニュー等が異なる場合がありますので、事前に確認の上ご利用ください。
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