【京都市左京区】一日の終わりにゆったりと。京大近くに2026年4月オープン[喫茶こるんば]のアイスコーヒーと「気まぐれパスタ」
思いのままに営む、小さな喫茶店



2026年4月、北白川にオープンした喫茶店。コーヒーを中心に、ホットケーキやパスタなど、店主が思いのままに手掛けるメニューが揃う。
店内は12席。木を基調とした空間には、キッチンを望むカウンターや、自然光が心地よく差し込む窓辺の席が並ぶ。 昔ながらのテーブル型ゲーム機や、店主の祖母から譲り受けたテーブルランプなど、古いものを活かしたしつらえが印象的。「今日はどこに座ろうか」と考えるうちに、自然と肩の力が抜けていく。
苦味と甘みが広がる、アイスコーヒー

コーヒーは3種類ほど用意。店主が信頼を寄せる京都の店から仕入れた豆や、店主の父が焙煎したコロンビア産の豆など、産地や味わいの異なる豆を取り揃える。ホットコーヒーは「本日のおまかせ」(600円)が基本だが、好みの豆も選べる。
今日いただいたのはブレンドのアイスコーヒー。実家で焙煎したコロンビア産の豆と、インド産のティピカ種を合わせている。コロンビア産の豆は中深煎り、ティピカ種は極深煎り。ひと口飲めば、奥深い苦味と甘みのある余韻が広がる。
実は、ブレンドにティピカ種を取り入れたきっかけが、店主と友人との何気ない会話。「昔ながらのロブスタ種の入った喫茶店のコーヒーが飲んでみたい」というひと言だったという。こうして昔ながらの喫茶店の味わいを目指す中で生まれたのが、ティピカ種を使ったブレンド。好奇心を形にした一杯に、店主らしさがにじむ。
今日のパスタはナポリタン。ピリッと辛い、濃厚な一皿

旬の食材や店主の気分によって内容が変わる、「気まぐれパスタ」。今日はナポリタンで、万願寺唐辛子やズッキーニ、ミニトマトを使う。
炒めたケチャップの香ばしさに、バターのコクを重ねた濃厚ナポリタン。鷹の爪のピリッとした辛みが、バターのまろやかな味わいを引き締める。さらに、こんがりとした焼き色のベーコンが旨みを加え、満足感を高めていく。食材それぞれの個性が際立つ、これまでのナポリタンとはひと味違う一皿。
京大近く。一日の終わりに立ち寄りたい、夜の喫茶店

家に帰ってきたような、ゆったりとした空気が流れる喫茶店。「仕事帰りに立ち寄れるように」との思いで、夜遅くまで営業している。
夜になると照明を少し落とし、コーヒーを片手に長居したくなる空間に。店主は「駄菓子屋さんのような店を作りたい」と話し、人が自然と集う場所を思い描いている。一日の終わりに、ふと足を向けたくなる一軒。


京都大学吉田キャンパスの近く、今出川通りの北側から細い路地を進んだ住宅街の一角。青い外壁が目を引く小さな店にたどり着くと、「こんな場所があったんだ」と思わず辺りを見渡してしまう。
写真/三村博史
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当ページに掲載されている店舗情報は、2026年07月16日時点のものです。営業情報やメニュー等が異なる場合がありますので、事前に確認の上ご利用ください。
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