【京都市中京区】色、かたち、甘みに心和む。新町丸太町[亀屋友永]の「三色松露(さんしきしょうろ)」

お茶請けに、おひとつどうぞ。普段着の和のトリュフ|KYOTO OYATSU CLUB 第123回

すりガラスのような質感のすり蜜の向こうに、餡の色がほんのり透ける。三色松露(さんしきしょうろ)594円/100g

地下鉄「丸太町」駅近く、新町通丸太町下ルの菓子店を代表銘菓が「松露」。松露は、こし餡にすり蜜を纏わせて作る古くからある京菓子で、もとは松の木の下に生える茸の松露を模したもの。こちらでは様々な趣きの松露が店頭に並ぶ。

一粒口に入れるとすり蜜の衣がカリッと砕け、中のこし餡が舌の上でスッと溶ける。そんな食感のコントラストが面白い。また、澄んだ甘みがほんのひととき口いっぱいに広がって、はかなく消える心地よさに、一粒、もう一粒と口に入れたくなる。

その秘訣は、すり蜜に精度の高いざらめを使用しているから。素朴ながら、上質な素材と熟練の職人技によって完成する至福の味わい。

白、黒、うぐいす色の淡い3色が可愛らしい「三色松露」

白餡、こし餡、色餡、の3色。一般的な松露より少し小ぶりな粒の大きさ

「三色松露」が発売されたのは昭和30年頃。それまでこし餡一種のみだった松露に、色とりどりの楽しみが生まれた。少し小ぶりな粒が、日常のお菓子にちょうど良い大きさ。

100gからの量り売りのほか、200gの箱入りも

594円/100g。写真は箱入り1,296円(200g)

「どなたでも買いやすいように」と100gからの量り売りが嬉しい。来客用や贈り物だけでなく、自分のための普段のちょっとしたお茶請けに買い求めやすい。日持ちは2週間。衣の歯ざわりと餡の柔らかな口溶けのコントラストを味わうなら、なるべく買いたてで楽しむのがおすすめ。

写真/三村博史

/INFOMATION/

亀屋友永

かめやともなが

/住所/京都市中京区新町通丸太町下る大炊町192
/電話番号/075-231-0282
/営業時間/10:00-18:00
/定休日/日曜・水曜休
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