【京都市中京区】五山の送り火を手のひらに。新京極商店街のはんこ店[田丸印房]が手がける「京うふふスタンプ」シリーズ
五山の送り火をスタンプに。老舗はんこ店の「京うふふスタンプ」|a souvenir of kyoto No.127


1912年創業、新京極商店街にある老舗はんこ店。印鑑や落款印、御朱印などの印章に加えて、約40年前からオリジナルデザインの「京うふふスタンプ」を手がけている。
季節の風物詩から生き物まで、個性豊かな絵柄が並ぶ「京うふふスタンプ」。「繁華街に店を構えるからこそ、京都独自の文化や風習を自宅に持ち帰ってほしい」という思いで、祇園祭や舞妓などの京都らしいモチーフも数多く展開する。
夏に手に取りたいのが、五山の送り火をモチーフにしたスタンプ。大文字・妙・法・舟形・鳥居を一つずつ絵柄にした5種類が揃う。はんこの凹凸が生み出す濃淡と、ぽんぽんと連なる点で、山肌に文字が赤々と浮かぶ送り火を表現。丸みを帯びた印影は、思わず見入ってしまうほど細やかで、送り火の情景を思わせる。

手仕事が生み出す、温かみのあるスタンプ

長年のはんこ作りで培った、文字や線を美しくデザインする技術を活かした「京うふふスタンプ」。余分なゴムをハサミで丁寧にカットし、絵柄だけが美しく写るよう仕上げている。手仕事の温もりが残るスタンプを見比べてみると、ひとつひとつ異なる表情に出会う。台木の角を人の手で丸く削り、押し心地まで気を配っているそう。店でスタンプを眺めながら、じっくりと選ぶ時間でさえ心弾む。
押して、贈って、飾って。スタンプで京都の夏を彩る

夏の便りにぴったりな、五山の送り火の絵葉書。スタンプを押していくうちに愛着が湧き、思わず誰かに贈りたくなる。ハガキに5種類すべてを押しても、少し余白が残るサイズ感。ほかのスタンプと組み合わせて押せば、夏らしい一枚に仕上がる。
押すだけで美しい印影が浮かび上がり、世代を問わず手軽に楽しめるスタンプ。ハガキを使うとインクがにじまず、絵柄がきれいに写る。写真右のように、グラデーションのあるインクを使うと、情緒あふれる絵葉書が完成。インクの擦れが手作りならではの風合いを生み、見る人の心を和ませる。
スタンプの楽しみ方はほかにも。手帳に押したり、絵葉書を飾ったりして、五山の送り火の風情を身近に味わえる。「京うふふスタンプ」は、店頭またはオンラインショップで購入可能。
写真/三村博史
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田丸印房
たまるいんぼう
当ページに掲載されている店舗情報は、2026年07月31日時点のものです。営業情報やメニュー等が異なる場合がありますので、事前に確認の上ご利用ください。
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