つるつる 冷やし麺!
朗報!創業110年の名店が復活。四条烏丸[生そば 大黒屋]の濃厚いもかけ蕎麦

大正5年の創業以来、長年京都市民に愛されていた「生そば 大黒屋」が、2025年12月に復活オープン。変わらない品書きで、「大黒屋の味」がふたたび楽しめるようになった。
「いもかけ」は、大和芋をたっぷり使った冷たい麺メニュー。大和芋をするのは、注文が入ってから。すり鉢で卵白と混ぜ合わせ、メレンゲ状のフワフワ&トロトロのとろろに仕上げる。卵黄と青海苔を上にのせて、純白のとろろに満月のような卵黄が浮かぶ見た目もそそる一杯に。
とろろの下には、冷たい出汁と蕎麦が隠れている。鰹と昆布の他にうるめなども使った、しっかりとした味わいの出汁と混ぜ合わせてずずずっと啜れば、卵黄のまろやかさも合わさりリッチな食べ心地。冷たいお蕎麦ながら、食べたあとにはなんだか元気が湧いてくる。そんな滋味を感じる一杯。
カウンター内で腕を振るうのは、長年「大黒屋」で腕を奮ってきた職人の面々。「復活したこれからが勝負です」とはにかんだ笑顔を見せるその佇まいからは、蕎麦職人としての矜持が垣間見える。調理器具や食器、テーブルの薬味入れなどは、旧店舗からそのまま受け継いだもの。新旧店舗のあれこれが織りなす店舗の印象は小気味好く、居心地が良い。
夏季限定。ひんやり旨辛、酸味爽やか、スパイス香る。洛西[担々麺 三国志 洛西店]の2種の冷製担々麺


西京区洛西の京都エミナース近く。境谷大橋東詰交差点から東へすぐに、2026年2月にオープンした担々麺専門店。宇治市三室戸で行列の絶えない人気店「担々麺 四川麻婆豆腐専門店 三国志」の3号店として、本店の味をそのまま提供している。
この夏、期間限定で登場したのが「冷製汁あり担々麺」と「冷製汁なし担々麺」。どちらも酢の酸味を効かせた爽やかな食べ心地で、うだるような暑さが続く京都の夏にうれしい注目メニュー。
「冷製汁あり担々麺」は、スープに赤いラー油が浮かぶ姿が食欲そそる一杯。麺にはストレートの細麺を使用しており、するりと喉ごしがいい。冷水で締めたあとに酢を絡めて仕上げるのが特徴で、すすれば心地よい酸味が広がる。ラー油がたっぷりと浮いた見た目に反して、辛さは控えめ。ゴマの旨みと豆乳のまろやかさに、ラー油の風味が深いコクを添えている。食べ始めは甘みすら感じられるが、食べ進むにつれて上質な花椒の刺激がじわりと押し寄せる。爽快感と痺れのバランスが絶妙で、するすると箸が進む。
「冷製汁なし担々麺」は、香味豊かなトッピングとタレ、ラー油をよく混ぜて食べる一皿。こちらには、平打ちの中細麺を使用する。冷水で締めることで、もちもちとした食感にしなやかなコシが加わり、清涼感のある喉ごしがたまらない。ひと口すすれば、酢の酸味とゴマ油の香り、スパイスの風味が重なり、すっきりとしたキレのある味に驚く。花椒の刺激をしっかりと感じる辛口と、旨みを前面に出した甘口の2種類から選べる。
洛西や長岡京市、向日市など、京都の西地域に暮らす担々麺好きは、覚えておきたい一軒。
とうもろこしを丸ごとトッピング。旬の味わいが楽しめる、岡崎にある小さなバル[Grab]の「とうもろこしのガスパチョ 冷製カッペリーニ」

地下鉄東山駅近くの小さなバル。11時から18時の営業で、昼呑みやブランチ、カフェなど、あらゆるシーンで楽しめる。ワンドリンク制ながら、コーヒーやモクテルが充実し、誰でも気軽に立ち寄りやすい。食材の旬に合わせて移り変わるメニューには、パスタやアラカルトから、自家製パン、ケーキまで並ぶ。
取材時は、京都・宇治の農家から直接仕入れたホワイトコーンを使用した「とうもろこしのガスパチョ 冷製カッペリーニ」が登場。つるんと細麺でフォークが進むさっぱり冷製パスタで、蒸し暑い夏にさっぱりと味わえる一皿。トッピングのとうもろこしは、見た目の美しさだけでなく、グループの人数に合わせて本数を変えているとか。コミュニケーションがとりやすい小さな店ならではの、細やかな心遣いが感じられる。
収穫時期に合わせて提供するホワイトコーンのパスタは、そろそろ終了予定。最新のメニューはInstagramをチェックして。
「大人になると、何かをしてもらう機会が減るからこそ、わがままな自分で食事を楽しんでほしい。」と話す店主。食べたいものを好きなだけ選ぶ、季節の創作料理を味わう。自分のためにちょっと贅沢をして、日常から離れた時間を過ごせる場所。
※こちらの情報は2026年8月26日時点のものです。
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